遺言書作成

遺言は、ご自身の最後の意思表示です。

「妻に全部あげたい」「子供らに半分ずつ残したい」と思ったことはあっても、
　　・いざ作るとなったら面倒くさくなった
　　・どう書いていいか分からない
ということがあると思います。
そういったときに、こちらで遺言書作成に関するお手伝いをいたします。

遺言については大まかに下記のような種類があります。

	メリット	デメリット
自筆遺言（自宅保管）	・費用がかからない・気が変わったときに、書き直しやすい	・財産目録以外は自筆で書く・紛失するおそれがある・家庭裁判所での検認手続きが必要
自筆遺言（法務局保管）	・紛失するおそれはなくなる・検認手続きが不要	・遺言者は申請時に3,900円、相続人は遺言書証明時に1,400円は少なくともかかる・預けるときに、必ず本人が法務局に行く必要あり（北区や荒川区だと板橋出張所）
公正証書	・信用性が高い文書なので、相続手続きが楽・自筆しなくてよい（署名押印のみ）・検認手続きが不要	・作成時に費用がかかる（財産の額やあげる人数により変動します）・実印と印鑑証明書が必要

メリット

デメリット

自筆遺言
（自宅保管）

・費用がかからない

・気が変わったときに、書き直しやすい

・財産目録以外は自筆で書く

・紛失するおそれがある

・家庭裁判所での検認手続きが必要

自筆遺言
（法務局保管）

・紛失するおそれはなくなる

・検認手続きが不要

・遺言者は申請時に3,900円、
相続人は遺言書証明時に1,400円は少なくともかかる

・預けるときに、必ず本人が法務局に行く必要あり（北区や荒川区だと板橋出張所）

公正証書

・信用性が高い文書なので、相続手続きが楽

・自筆しなくてよい
（署名押印のみ）

・検認手続きが不要

・作成時に費用がかかる
（財産の額やあげる人数により変動します）

・実印と印鑑証明書が必要

いずれも特徴はありますが、なかなかイメージはしにくいものかと思います。
ざっくりいうと、
　・自筆は大変だが費用が抑えられる
　・公証役場は楽だが費用がかかる
ということになりますが、一概にこちらが良い、というのは言えません。
まず、誰に何をあげたいのか、ご家族の仲はどうなのか（例えば誰か一人に遺産を全部あげてしまったら問題にならないか）、ご自身の置かれている状況をよく確認してから決めるのが良いでしょう。

遺言書作成費用の目安

【司法書士手数料目安】　※実費は含まれていません。

（自筆証書遺言の場合）

ご自身で作成した遺言書の確認　5,000円～10,000円

財産目録の作成　5,000円～30,000円

　　※いずれも記載される財産の数により変動

（公正証書遺言書作成の場合）

手続きサポート手数料　　　　　　35,000円（税込38,500円）

証人日当（王子公証役場）　２名で10,000円（税込11,000円）

証人日当（王子以外）　　　２名で20,000円（税込22,000円）

公正証書遺言作成のご依頼をいただいた場合
（王子公証役場）

（司法書士手数料）
手続きサポート手数料	35,000円
証人日当	10,000円
上記手数料分消費税	4,500円
小計	49,500円

（その他かかる費用）
不動産登記簿取得・送料等（実費）	5,000円
小計	5,000円

合計	54,500円